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中学受験ルビック

おうゆうがくえんじょし

鷗友学園女子中学校

女子校私立東京都世田谷区

偏差値(四谷大塚)

62

基本情報

所在地東京都世田谷区宮坂1-5-30
アクセス小田急線「経堂」駅より徒歩8分。東急世田谷線「宮の坂」駅より徒歩4分。
学校種別私立
学校区分女子校
設置者学校法人鷗友学園
宗教無宗教校
公式サイトhttps://www.ohyu.jp/(新しいタブで開きます)
ウェブパンフレット—

学校規模

学校規模
教員数74人
1学年あたりの人数255人(8クラス)
1クラスあたりの人数32人
中高合計生徒数1442人

入試情報

令和08年度(2026年度)

令和08年度(2026年度)の入試情報
1科目入試なし
2科目入試なし
適性検査入試なし
英語利用なし
入試制度の詳細国語・算数・社会・理科の4科目のみ

地図・アクセス

最寄駅一覧
駅名路線名学校までの距離
宮の坂駅東急世田谷線徒歩4分
経堂駅小田急線徒歩8分

学費

受験料25,000 円
入学手続時(入学金)250,000 円
授業料などの費用(初年度分)1,147,755 円
初年度納入金合計1,397,755 円
中学3年間費用計3,387,755 円
学費備考2026年度実績。入学金250,000円。入学後(2期または4期分納):授業料576,000円+施設設備費183,000円+教育振興費45,000円+教材費78,000円+旅行等積立金100,000円+PTA会費等16,000円。初年度合計1,248,000円。制服一式別途。2年目以降の内訳は公式に記載なし。
入学金の延納制度授業料は入学後2期または4期で分納可能(公式記載。具体的延納条件の明示なし)。

設備

週何日制週6日制(原則土曜登校あり・月内一部休みあり)
土曜授業土曜授業あり
プールあり
給食(中学)給食なし(弁当持参/有料での購入が必要等)
給食(高校)給食なし(弁当持参/有料での購入が必要等)
食堂(中学)食堂なし
食堂(高校)食堂なし
パン・弁当等の販売(中学)販売あり
パン・弁当等の販売(高校)販売あり

学校法人鷗友学園が設置する世田谷区の女子校。経堂・宮の坂からのアクセスに恵まれ、難関大学への進学実績を持つ。少人数を重視した教育を行う伝統校。

学校説明会レポート

2026年6月17日 鷗友学園女子中学校 学校説明会を読む

説明会レポート執筆者

  • 田中則行@中学受験オンライン家庭教師(社会・国語)

    田中則行執筆協力

    中学受験の社会・国語を中心に、オンライン家庭教師として指導しています。「知識を覚えるだけで終わらせず、問題文や資料を読み取り、自分で考えて答えを導く力を育てること」がモットーです。生徒一人ひとりの解答を分析し、どこを見て、どう考えたのかを確認しながら、得点につながる学びを目指しています。

    これまでに『中学受験社会 思考力を身につけるレッスン帳』『中学受験社会 思考力で解く記述問題400題』の2冊を刊行しました。また、入試問題の分析を踏まえ、授業や家庭学習に活用できる問題を個人で作成・販売しています。

    さらに、年間50校程度の学校説明会に足を運び、教育方針や学校生活、入試の変更点などを情報収集しています。情報は、学校紹介の記事や時事問題、教材づくりにも生かしています。授業・教材・情報発信を通じて、受験生とご家庭が情報を得て、それぞれに合った受験準備を進められるよう努めています。

編集方針

・中学受験プロ講師「田中則行先生」の協力をいただき、田中先生のnoteから説明会レポート内容を引用しこちらのページに掲載しています。

・レポートの構成は、固定化したフォーマットを用いておらず、説明会当日の話の流れをなるべく忠実に反映しています。

・説明会内では、志望者に有益な入試情報が発表されていることもありますが、このレポートでは、そういった入試情報については記載しておりません。(説明会参加者に公平を期し、レポートを読んだ方の説明会参加を促すため。)

・レポートの情報は、説明会時点で学校側から発表された内容をまとめたものであり、今後変更されている可能性があります。

鷗友学園女子の学校説明会に行ってきました。

経堂駅から農大通りまで歩き(先週はそこから坂を登りました)、左に曲がってまっすぐ進むとあります。

説明会の前に10分ほど今年の卒業式の様子を上映。
コロナ禍の年に入学したことによる苦労や、その中でも工夫を凝らして授業を提供した先生方への感謝が述べられた、温かい卒業式の様子を知ることができました。

説明会は校長先生(先日テレビに出られた方)の挨拶と学校紹介から。
まずは緑豊かな自然をアピール。
生徒には感性を豊かに育んでほしいことを訴えていました。
そのために他者との交流を積極的に行っています。

そして、その「他者」とは外部だけではなく、校内の生徒同士の交流も含まれています。
まず外部との交流から。
大学を訪問し最先端の研究に触れることや、医療現場に赴いて様々な人に出会い、刺激を得る機会を持たせています。

しかし、何よりも鷗友学園は生徒同士の交流が盛んですし、それを生み出す環境があります。
先日のテレビでも紹介されていましたが、3日ごとの席替え。
これによって生徒同士が固定化することなく、様々な生徒と交流することができます。
そしてクラスメイトそれぞれの個性を知ることで刺激を受けるとともに、自分自身の取り組みも周囲によい影響を与えています。
たとえば、ある生徒が夏休みにシャワーも十分に使えないような国に2週間行き、様々なことを学んできたことを話す。
それを聞いた周囲の生徒が「自分も何かしてみよう」と刺激を受ける。
そうした刺激のしあいが、さらに感性を磨くことにつながっているのだと思います。

これは性別や校風が大きく関係すると思うのですが、鷗友学園女子の生徒は、自分以外の存在から積極的に刺激を受けているように感じました。
(男子の場合は、自分から刺激になるものを発信し、それに周囲が影響されるという、ベクトルが逆な気がします。)

ただ、こうした刺激は個人だけにとどまりません。
クラス単位、学年単位でも大きな力になっています。
その代表例が運動会。
こちらは動画を視聴したのですが、各学年それこそ「体育会系」を思わせる、「男子校」を思わせる白熱した争いを繰り広げていました。
まさしく「アオハル」でしたし、運動会目的で鷗友学園を目指す子がいるのも頷けます。

では学校教育はどうか。
女の子の成長段階に合わせた教育が垣間見られました。

たとえば中1段階では、理論といった目に見えないものの理解が不得手ですので、理科は生物のみ行います。
また授業も、観察や解剖といった実際に目に見えるものに触れる機会を作ることで感性を磨いていきます。
同様に、園芸での大根の栽培と持ち帰っての調理も、実物に触れての教育と言えます。
中2からは、目には見えないものに対して仮説を立て、実験による検証を繰り返すことで論理的思考力を育みます。
その実験も「口に含まないこと」以外は具体的な指示を出さず、生徒に試行錯誤させています。
そうした取り組みは定期試験にも表れ、顕微鏡やガスバーナーの使い方も試すそうです。

英語にも力を入れているのは周知の通りで、積極的な読み書きやコミュニケーションを実施。
英語の授業でも積極的に英語を用いています(中1の授業でも教員はほとんど英語で話していたと思います)。

生成AIの使い方にも気を使っています。
たとえば英語の課題の添削を生成AIに任せることで、教員からの返却待ちをなくすことができます。
ただし、それで終わりではなく、生成AIが出した添削が果たして正しいのか、グループワークで意見を出し合います。
つまり、生成AIは答えを出すためのツールではなく、思考を深めるためのツールとして利用しています。
そして、それを実行するために夏休みを利用して教員による研修を実施したそうです。
こうした新しいものをどう活かせばよいか教員も模索しているからこそ、コロナ禍でもいち早く生徒に学びの機会を提供することができたのだと思います。

成長過程に合わせた工夫は課題にも表れています。
中1・中2は全員に課題提出を求め、中3では成績によって提出を促します。
しかし、高校生になると提出の義務はなくなります。
義務化しなくてもできる環境を、生徒自身もそうですが周囲の環境が作ってくれます。
もちろん、生徒によってはモチベーションが上がらず、課題などに取り組みたくないときもあると思います。
でも、クラスメイトの取り組んでいる姿に刺激を受けて取り組むようになるそうです。
そういう刺激のしあいは非常に面白いです。
(そういえば、一緒にお昼は食べたくないけれど、それをするなら絶対に一緒にやりたい子がいると言っていた生徒がいたそうです。)
女子ならではの特性を活かした環境作りが上手いという印象でした。

入試情報についてはHPにも紹介していますし、学校説明会でもらえる入試対策資料集の方が信頼できますので、受験の有無に関わらずもらいに行くことをお勧めします。
採点基準など、学校がどのように評価を出しているか垣間見ることができると思います。
(ただ、実際はもっと綿密な採点を実施しているそうです。)

そうした大変さがありながら、来年から合格発表を1時間早めるわけです。
1時間早めれば、お子さまが2日の受験中に塾に相談できますし、午後入試を選択する時間も確保できます。
以前、試験時間を50分から45分に短縮したのも、午後入試に間に合いやすくするためだと仰っていましたので、おそらく今回も同じ理由だと思います。
ちなみに今回の変更はしばらく続けるそうです。

説明会後は校内見学。
ホールや図書館のある3号館は、3階が理科室。
物・化・生・地それぞれの教室があります(化学室は2つ)。
どの学校でもそうですが、顕微鏡は1人1台です。
ちなみに理系・文系クラスの数は同じですが、生徒数は理系の方がやや多いそうです。
さらに、多くの子が国公立受験ですので、いわゆる年内受験の子は少ないそうです。

2階は芸術系の教室。
音楽室が2室に美術室が3室と、こちらも充実しています。

そして外には園芸スペースが。
都内でこれだけの園芸スペースを持っている学校は少ないと思います。
(パッと思いついたのが恵泉女学園と山脇学園で、規模は小さいですが大妻中野もあったはずです。)

1号館と2号館に教室が。
教え子の名前を確認し安堵しました。
(これを読んでいるのかと感心しました。)

言わずと知れた進学校ですが、生徒のことをしっかり見て、その状況に合わせた教育を実施。
そして生徒は在校生の熱にほだされて積極的かつ熱くなっていく。
「アオハル」を感じることのできる学校だと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「2026年塾対象学校説明会 その18 鷗友学園女子」より引用

特色

特色を見る(107件)

カリキュラム・授業

  • 「園芸」は創立直後からの名物科目で、中1は週2コマ、高1は週1コマ必修です。校地内の農園で野菜や草花を育てます。
  • 1コマ50分の授業が平日は毎日6コマ、土曜日は4コマで、中学3年間の授業時間数は学習指導要領より約25%多いです。
  • オールイングリッシュの英語教育や実験・実習型授業を行います。創立当初から続く園芸の授業は中1と高1が必修です。
  • オールイングリッシュは、生徒が推測できるレベルの表現を選べる教員の力量がないと成り立たない、と紹介されています。
  • シラバスを学年ごとに冊子化し、教科ごとの到達目標と、自分の到達度を確かめるセルフチェックシートを載せています。
  • リトミックは運動会で高2が披露します。振り付けはなく、教員の太鼓の音による指示に、その場で反応して踊るアドリブです。
  • リトミックは約70年の歴史を持つ名物授業で、中1から高2まで必修です。音楽に合わせて頭と体を統合する訓練です。
  • 英語の「多読」は、絵本から始めて辞書なしで読み進め、中学3年間で100万語の読破を目標とします。
  • 英語は2004年から全学年オールイングリッシュで、中1の最初から日本語を使わず、フラッシュカードなどでパターンを身につけます。
  • 園芸は無農薬で作物を育て、収穫のほか押し花やリース作りもします。植物を育てることで母性を学ぶという思いが込められています。
  • 学期成績は10段階評価、学年成績は5段階評価で表されます。
  • 学期末の定期試験は年5回あり、前期後期の2期制ながら試験範囲が広がりすぎないようにした「変則二期制」を採っています。
  • 現代社会では、約1年がかりで自分のテーマのレポートを書き、小論文を学年発表会で発表します。優秀作品は文集になります。
  • 現代社会の定期試験は、立場を指定して意見を書かせる小論文形式で、論理構成や資料の活用の仕方を採点します。
  • 生成AIは答えを出す道具でなく、思考を深める道具として使います。英語課題の添削をAIに任せ、その正しさをグループで検討します。
  • 総合学習は1990年に始まり、中学では自分レポートに始まり、環境・福祉・職業・平和をテーマに体験型の学習をします。
  • 中1は、Kipperという男の子の家族の物語を、1年間で約150冊読みます。授業の最後にも多読の時間をとります。
  • 中3の「現代社会」は週3コマで、1986年からの学校改革で生まれた鷗友オリジナルの科目です。時事問題を議論し、小論文を書きます。
  • 中3の化学実験は、10種類の薬品を実験の手引きなしに自分たちで特定する、6週間の授業です。計画から再実験まで、自力で行います。
  • 中3の公民では、東証の学習ゲームで株の売買を行い、約1カ月半にわたって元手1000万円の増減を体験します。
  • 中学3年間、週1時間「聖書」が必修です。ミッション系ではありませんが、聖書の言葉をきっかけに、生き方を考えます。
  • 年間の学習を、最初は定食メニュー、徐々にアラカルト、最後は自分で狩りをする形に設計しています。
  • 歴史では中2で関ヶ原の戦いを疑似体験し、生徒が大名になって東軍と西軍のどちらにつくかを選び、理由を議論します。

学校生活

  • 個人所有のICT機器を自由に使えるBYOD(Bring Your Own Device)を導入しています。
  • 校内にはLL教室があり、約1万6000冊の英語の本が並びます。多読の授業の本は、毎回コンテナで運ばれます。
  • 卒業生は母校を「ホーム」と感じ、毎週のように遊びに来る卒業生も多いようです。
  • 昼食は12時40分からの50分間で、中1は班ごとに机を向かい合わせ、会話しながらお弁当を食べます。
  • 朝は7時40分に校門が開き、8時35分の朝礼までに教室に着席します。早く来る生徒の多くは部活の朝練に向かいます。

教育方針・指導スタイル

  • 「進学指導か人格形成か」ではなく「あれもこれも」と考え、大学進学も自己実現の一つの手段と位置づけています。
  • 課題は中1・2が全員提出、中3は成績により、高校は提出義務がありません。クラスメイトの刺激で自ら取り組む環境です。
  • 教育の目標は、園芸や美術・音楽を大事にし、手と心と体を通して学ぶことで、一人ひとりのトータルな人間性を伸ばすことです。
  • 校訓「慈愛と誠実と創造」のもと、豊かで自由な感性と、自らの道を切り拓く力を育てます。
  • 高校入試がない中高一貫の利点を生かし、思春期の反抗や中だるみも自立に必要な過程として、受け止める考え方です。
  • 思春期の女子の発達に合わせ、学習指導と生徒指導を両輪とするカリキュラムで、自己肯定感やコミュニケーション能力を高めます。
  • 女子は不安を抱えて目立つことをためらいがちなので、自己肯定感を高めて、女子集団の中でも頭角を現せるようにします。
  • 成長段階に合わせ、中1の理科は観察や解剖のできる生物のみで、園芸で大根も育てます。中2から仮説と実験検証を繰り返し、実験は細かく指示せず試行錯誤させます。
  • 石川志づ以来の「本物に触れる教育」を軸に、高2から文理を分ける前に、あらゆる分野の本物に触れさせることを重視します。
  • 中1は30人学級で、3日に1度席替えをして固定的な小集団化を防ぎ、いじめの温床をなくしつつ自己肯定感を育てます。
  • 中学では自己肯定感を重視し、エリクソンとマズローの理論を重ねた独自の「自己同一性理論」を6年間のカリキュラムに反映しています。
  • 中学では心理学に基づき、入学直後のエンカウンターと、年5回で3年間続くアサーション・トレーニングを行います。
  • 中学の後半に価値観の違う者同士の葛藤を経験させるなど、あえて失敗体験を積ませて立ち直る力を育てます。
  • 毎日のように小テストを行い、生徒の努力に丸をつけます。スモールステップで小さな成功体験を積ませる、伊藤進以来の方法です。
  • 目指す指導者像は「黙ってついてこい」型でなく、下から支え包み込むインクルーシブ・リーダーシップです。

校則・生徒指導

  • 運動会の朝練は8時25分に切り上げます。一人でも残ると学年にペナルティが課されるというルールを、生徒自身が決めました。
  • 校則は最低限にとどめ、生徒が自分たちで決めたことは原則通し、前年踏襲の文化を排し、マナーの基準は生徒に任せる方針です。
  • 昼休みの最初の20分は部活動をしてはいけません。昼食をしっかり食べるためのルールで、中1は班ごとに向かい合って食べます。
  • 冬服はスカート2種類と上着4種類から選べ、組み合わせは8通りです。どの制服を着るかは、その日の気分で決められます。

校風・文化

  • 「そこにいるだけであなたはすばらしい」という石川志づ以来の全受容のメッセージが、学校の基本姿勢として続いています。
  • 「自由」には「〜からの自由」と「〜への自由」の二つの意味が込められていると、校長は説明しています。
  • 3日ごとの席替えで生徒同士が固定化せず、様々な生徒と交流します。運動会は各学年が白熱し、運動会目的で志望する生徒もいます。
  • 教員が生徒を「さん」づけで呼ぶのは、伊藤進が「生徒と同等な気になって話しかける」ことを心がけた名残とされます。
  • 教員同士が建設的に議論を重ね、校長の鶴の一声に頼らずに進めるのが、伊藤時代からの鷗友の流儀です。
  • 個別の学校見学にはいつでも可能な限り応じ、手の空いた教員が案内する体制をとっています。
  • 校長を退いた前校長や前々校長も運営に関わり、役割を分担するチームで学校を運営する、民主的な教職員文化があります。
  • 生徒は学年内の団結力が強く、刺激し合える仲間がいる一方、学年を超えた交流は課題として挙げる生徒もいます。
  • 生徒は明るく元気で、おとなしい女子校のイメージとは異なります。どのクラスからも笑い声が響き、先生もフレンドリーです。
  • 先生が生徒に怒鳴ったり抑圧的に命令したりせず、先生が後で反省するような、生徒を信頼する風土があります。

行事・部活

  • 1年次は軽井沢追分山荘生活、2年次は菅平スキー教室、3年次は沖縄学習旅行です。部活の加入率は100%です。
  • ディベートが流行した時期を経て、今は普段の授業で意見を戦わせています。討論の団体を生徒が自主的に立ち上げることもあります。
  • 運動会では全学年で「鷗友音頭」を踊ります。予行練習は細かい段取りまで一切妥協せず、実行委員が中心となって運営します。
  • 運動会は中高に分けて学年対抗で行い、リレー方式のムカデ競争は名物です。ムカデ競争では、チームの色に染めた足袋をはきます。
  • 運動会や学園祭の運営は、生徒の実行委員会に任されており、先生はどうしても困ったときにそっと手を出す程度です。
  • 学園祭では「階段教室」という企画があり、生徒が自分たちの活動報告を終日行います。来場はチケット制です。
  • 秋には学園祭と運動会という大イベントが続き、その後に後期中間考査が待っています。

国際交流・グローバル教育

  • 「海陽鷗友プロジェクト」として、愛知県の男子校の海陽学園と相互に学校を訪問し、議論を深めています。
  • 「気づき」と「対話力」を重視し、学校の枠を出て本物の世界に触れ、自分の足りなさに気づくことを新たな挑戦への意欲に変えます。
  • ハナ高校のシンポジウムで英語力不足を痛感した生徒が、翌年再挑戦して自分のチームを仕切るなど、失敗を乗り越える例があります。
  • 英語は読み書きとコミュニケーションを重視し、授業でも教員がほとんど英語で話します。
  • 個人参加で、ハーバード大学生と将来を語る会や、アジア各国の高校生・大学生が集うアジアサイエンスキャンプに参加する生徒もいます。
  • 国際交流には、韓国のハナ高校の「韓亜国際シンポジウム」参加や、イエール大学研修、高校生模擬国連大会への参加があります。
  • 男子校の早稲田高等学院や海陽学園との合同学習会など、他校との交流を通じて、女子校の外の世界に触れる機会があります。
  • 標語は「自分の枠を超え、学校の枠を超え、日本の枠を超え、隣人となれ。世界にはばたけ鷗友生」です。
  • 文科省のスーパーグローバルハイスクール申請を教員の議論の末に見送りました。勝つ人材づくりが鷗友の目指す人物像と違うためです。
  • 鷗友のグローバル教育は、隣の友達を知ることから始まり、クラスや学年、学校、性別、国境を超えてつながるという考え方です。

施設・設備

  • 3号館に物・化・生・地の理科室(化学室は2つ)があり、顕微鏡は1人1台です。音楽室2、美術室3、都内では珍しい園芸スペースもあります。
  • 閑静な住宅街にあり、校内に園芸実習園があります。長野県軽井沢に追分山荘も所有しています。
  • 広めの土の校庭があり、体育館やプールもあります。理科実験室、家庭科実習室、美術室、音楽室などは3号館にあります。
  • 校庭の東側には、学校ができる前からある藤棚があり、樹木医の処置で、今は毎年美しい花を咲かせています。
  • 図書室の蔵書は約5万冊で、司書教諭が各教科のシラバスに基づく関連書籍をそろえ、学校にない本は公立図書館から取り寄せます。
  • 農園、ビニールハウス、園芸専用の講義室があり、実習園で野菜や花を育てます。

進路指導・進学実績

  • 英語の多読や国語の古典文法など、基礎学力のとりこぼしがある生徒には、「ご招待」や「お手紙」で補習を行います。
  • 夏期講習には「東大文系数学」「東大・京大現代文」など、実践的な内容の講座が数多く設けられています。
  • 高1から高3まで学校で業者模試を受けられ、高3は年8回に増えます。放課後に有料の希望講習もあります。
  • 高1の秋に文理選択をし、高2では業者模試が年5回あります。高2の秋には第一志望の大学を固め、高3の選択科目を決めます。
  • 高3は午前が必修、午後が選択科目の時間割です。国公立受験型の科目選択をする生徒が大多数です。
  • 高3は理系と文系で別棟の専用校舎に移り、階段のスペースに各大学の過去問(赤本)が並んでいて、受験への意識が高まります。
  • 進学実績は塾や補習の強化ではなく、総合学習や自己肯定感を高める取り組みの結果として伸びたと、校長は分析しています。
  • 進路指導は「夢ナビ」への参加、適性検査、大学キャンパスツアー、文理適性検査など、さまざまな判断材料を高1・高2に与えます。
  • 難関国公立大の入試は学校だけで対応できるとし、高3夏期講習は午前2コマ・午後2コマで、鷗友の教員が担当し無料です。
  • 文理適性検査の結果は「診断結果を信じすぎない」ように伝え、夢との差を埋める努力につなげるよう指導します。
  • 理系と文系のクラス数は同じで、理系がやや多いです。多くが国公立を受験し、年内入試を使う生徒は少ないです。

入試・出題傾向

  • 各教科とも基礎力を重視し、記述問題が多く出題されます。部分点があるので完璧な答案でなくても書きましょう。
  • 採点は減点法でなく加点法です。たくさん書けば小さく丸をつけ、全体が不正解でも大切な点に気づいていれば加点します。
  • 社会で、小学校で学ぶ常用漢字や教科書に漢字で記載の都道府県名・人物名などが書かれていない場合は減点します。
  • 社会では時事問題についての記述問題が出題されることが多く、校内の「現代社会」の発想が背景にあります。
  • 入試問題は答えが一つとは限らず、解答を出題者との紙の上でのコミュニケーションと考え、過程や考える力を見ます。

歴史・創立理念

  • 1935年、東京府立第一高女の同窓会「鷗友会」が校舎を買い取り、市川源三を校長に迎えて鷗友学園高等女学校を設立しました。
  • 1980年代、番長支配や管理教育への反動など学校荒廃の波が鷗友にも及び、1986年に伊藤進校長のもとで学校改革が始まりました。
  • 伊藤進は「まず肯定からはじめよう」を合言葉に、理念を「自由」と「表出」の二大原則としてとらえ直しました。
  • 改革は大学進学実績を目的とせず、「あれもこれも」の精神で人間性を伸ばしつつ、結果として進学実績も上がりました。
  • 校訓「慈愛と誠実と創造」は市川の考案です。「愛」でなく「慈愛」としたのは、戦争に向かう時代の誤解を避けるためでした。
  • 市川が建学の精神を、石川が校風を、伊藤が民主主義の精神を残し、この三つが鷗友の共同体意識になっています。
  • 市川の愛弟子の石川志づは、津田塾やコロンビア大学で学んだキリスト者で、戦中も英語教育を守り抜きました。
  • 市川の教育理念は「自動創造」「自学自治」「全人教育」の三つの四字熟語で表され、今も鷗友の土台になっています。
  • 市川は生活体験を出発点に教科の垣根を越えて学ぶ「合科」を提唱しました。今の総合的な学習の時間に通じる考え方です。
  • 石川は校訓を「Love・Light・Life」と表現し、男女ともに平等で人は何にでもなれるという考え方を加えました。
  • 創立者の市川源三は「女性である前に一人の人間たれ」と訴え、男尊女卑の社会に疑問を抱いて女子教育に生涯を捧げました。

偏差値

各予備校・模試が公表している偏差値です(コンテンツ編集者が随時更新)。

予備校・模試別の男女別偏差値
女子62(四谷大塚)
女子53〜58(SAPIX・2026年7月サピックスオープン80%偏差値)
女子62〜65(四谷大塚・2026年7月合不合判定テスト80%偏差値)
女子62〜64(日能研・2026年3月2026年度結果偏差値80%偏差値)

大学進学実績

令和07年度(2025年度)現役合格者のみ
令和07年度(2025年度)(現役合格者のみ)の大学合格実績
大学名人数
東京大5人
東京科学大4人
京都大3人
一橋大3人
北海道大3人
九州大2人
名古屋大1人
大阪大0人
東北大0人
神戸大0人
令和06年度(2024年度)現役合格者のみ
令和06年度(2024年度)(現役合格者のみ)の大学合格実績
大学名人数
東京大12人
一橋大8人
京都大3人
北海道大2人
東北大2人
東京科学大2人
神戸大2人
大阪大1人
名古屋大0人
九州大0人
令和05年度(2023年度)現役合格者のみ
令和05年度(2023年度)(現役合格者のみ)の大学合格実績
大学名人数
北海道大9人
東京科学大8人
東京大3人
京都大3人
一橋大3人
東北大1人
名古屋大1人
大阪大1人
神戸大1人
九州大0人
令和04年度(2022年度)現役合格者のみ
令和04年度(2022年度)(現役合格者のみ)の大学合格実績
大学名人数
東京大9人
神戸大7人
一橋大6人
北海道大5人
東京科学大3人
九州大2人
京都大1人
東北大1人
名古屋大0人
大阪大0人

卒業進路情報(進学率・文理選択)

令和06年度(2024年度)

四年制大学現役進学率

81.36%

浪人(進学以外)率

18.64%

令和06年度(2024年度)の卒業生進路内訳
卒業生人数236人
4年制大学進学者数192人
短期大学進学者数0人
専門学校進学者数0人
就職者数0人
浪人・進学準備者数44人

中学受験塾ごとの鷗友学園女子中学校合格実績

SAPIX
SAPIXの塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)123人
令和07年度(2025年度)127人
四谷大塚
四谷大塚の塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)19人
令和07年度(2025年度)65人
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーの塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)68人
令和07年度(2025年度)51人
日能研
日能研の塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)59人
令和07年度(2025年度)67人

学校公式HP新着情報

トピックス

イベント情報

オープンスクール

部活動見学会

  • 2026/10/31(土) 14:00〜・15:00〜
学校説明会

学校説明会

  • 2026/11/11(水) 09:30〜
来場制限
受験生・保護者のみ
予約
予約不要

全学年対象。ライブ配信あり。授業(講習)見学あり

入試説明会

入試対策講座

  • 2026/12/9(水)
来場制限
受験生・保護者のみ

対象学年は小6。1/31(日)まで視聴可。オンラインで実施。

オープンスクール

受験会場見学会

  • 2026/12/12(土)
来場制限
受験生・保護者のみ

対象学年は小6。

部活動

文化部(音楽・演奏)

  • 合唱
  • 箏曲

運動部(球技・チームスポーツ)

  • バスケット
  • バレー
  • バドミントン
  • ソフトテニス
  • 卓球
  • ソフトボール

運動部(体操・ダンス・表現)

  • ダンス

文化部(美術・芸術・制作)

  • 美術
  • 写真
  • 演劇
  • 漫画研究

運動部(武道・対戦競技)

  • 剣道

文化部(思考型競技・ゲーム・娯楽)

  • 囲碁将棋

文化部(語学・国際)

  • ESS

文化部(研究・探究)

  • 理科・自然科学・理化

文化部(ライフスタイル)

  • 園芸・園芸養蜂・農芸

文化部(メディア)

  • 写真

運動部(水上競技)

  • 水泳

運動部(その他)

  • 陸上

その他

  • ボランティア
  • 吹奏楽・ブラスバンド
  • 家庭科・料理
  • 歴史・人文社会研究
  • 管弦楽・オーケストラ
  • 軽音楽・バンド
  • 文芸・読書・文化教養
  • 器械体操・新体操
  • バトン・カラーガード

英検取得状況

英検取得状況
英検受検状況任意・奨励(割合の記載なし)
級別の割合3級 23% / 準2級 41% / 2級以上 30%(母数:取得者数)
備考受検は任意。各級の割合(母数:取得者数)は3級23%、準2級41%、2級以上30%。

併願校リスト