かりたすじょし
カリタス女子中学校
女子校私立神奈川県川崎市多摩区
偏差値(四谷大塚)
51
基本情報
| 所在地 | 神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1 |
|---|---|
| アクセス | JR南武線「中野島」駅より徒歩10分。小田急線・JR南武線「登戸」駅より徒歩20分、または川崎市バス「カリタス学園行き」約5分。 |
| 学校種別 | 私立 |
| 学校区分 | 女子校 |
| 設置者 | 学校法人カリタス学園 |
| 宗教 | キリスト教校(カトリック/カリタス修道女会) |
| 公式サイト | https://www.caritas.ed.jp/(新しいタブで開きます) |
| ウェブパンフレット | https://www.caritas.ed.jp/about/digital/(新しいタブで開きます) |
学校規模
| 教員数 | 60人 |
|---|---|
| 1学年あたりの人数 | 219人(5クラス) |
| 1クラスあたりの人数 | 44人 |
| 中高合計生徒数 | 1222人 |
入試情報
令和08年度(2026年度)
| 1科目入試 | なし |
|---|---|
| 2科目入試 | あり |
| 適性検査入試 | なし |
| 英語利用 | あり |
| 入試制度の詳細 | ①:4科/②:2科/③:国語+算数か理科から5科/④・英語資格:国語+英検3級以上資格 |
地図・アクセス
神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
Googleマップで開く(新しいタブで開きます)| 駅名 | 路線名 | 学校までの距離 |
|---|---|---|
| 中野島駅 | JR南武線 | 徒歩10分 |
| 登戸駅 | JR南武線/小田急線 | 徒歩20分 |
学費
| 受験料 | 22,000 円 |
|---|---|
| 入学手続時(入学金) | 240,000 円 |
| 授業料などの費用(初年度分) | 1,311,650 円 |
| 初年度納入金合計 | 1,551,650 円 |
| 中学3年間費用計 | 3,307,650 円 |
| 学費備考 | 2025年度入試要項より。中学1年時学校納付金合計1,198,000円(入学金240,000円+施設拡充費250,000円+授業料480,000円/年+維持費228,000円/年)。次年度以降の年額は授業料480,000円+維持費228,000円=708,000円。別途、預り金として積立金210,000円(初年度のみ)、諸会費31,000円が必要。 |
| 入学金の延納制度 | 入学金は2月5日15:00まで、施設拡充費は2月7日15:00までに納入。入学辞退届を3月31日までに提出した場合は施設拡充費(25万円)を返還。 |
設備
| 週何日制 | — |
|---|---|
| 土曜授業 | 土曜授業なし |
| プール | あり |
| 給食(中学) | 給食なし(弁当持参/有料での購入が必要等) |
| 給食(高校) | 給食なし(弁当持参/有料での購入が必要等) |
| 食堂(中学) | 食堂なし |
| 食堂(高校) | 食堂なし |
| パン・弁当等の販売(中学) | 販売あり |
| パン・弁当等の販売(高校) | 販売あり |
ラテン語で「慈しみ・愛」を意味する「カリタス」を建学の精神とするカトリック系の女子中高一貫校。英語とフランス語の複言語教育を特色とし、グローバル教育・海外研修に力を入れる。i-Timeや探究活動、ICT活用、教科センター方式など多様な学びの環境を整備している。
学校説明会レポート
2026年6月16日 カリタス女子中学校 学校説明会を読む2026年6月16日 カリタス女子中学校 学校説明会を閉じる
説明会レポート執筆者

田中則行執筆協力
中学受験の社会・国語を中心に、オンライン家庭教師として指導しています。「知識を覚えるだけで終わらせず、問題文や資料を読み取り、自分で考えて答えを導く力を育てること」がモットーです。生徒一人ひとりの解答を分析し、どこを見て、どう考えたのかを確認しながら、得点につながる学びを目指しています。
これまでに『中学受験社会 思考力を身につけるレッスン帳』『中学受験社会 思考力で解く記述問題400題』の2冊を刊行しました。また、入試問題の分析を踏まえ、授業や家庭学習に活用できる問題を個人で作成・販売しています。
さらに、年間50校程度の学校説明会に足を運び、教育方針や学校生活、入試の変更点などを情報収集しています。情報は、学校紹介の記事や時事問題、教材づくりにも生かしています。授業・教材・情報発信を通じて、受験生とご家庭が情報を得て、それぞれに合った受験準備を進められるよう努めています。
編集方針
・中学受験プロ講師「田中則行先生」の協力をいただき、田中先生のnoteから説明会レポート内容を引用しこちらのページに掲載しています。
・レポートの構成は、固定化したフォーマットを用いておらず、説明会当日の話の流れをなるべく忠実に反映しています。
・説明会内では、志望者に有益な入試情報が発表されていることもありますが、このレポートでは、そういった入試情報については記載しておりません。(説明会参加者に公平を期し、レポートを読んだ方の説明会参加を促すため。)
・レポートの情報は、説明会時点で学校側から発表された内容をまとめたものであり、今後変更されている可能性があります。
カリタス女子の学校説明会に行ってきました。
最寄り駅は2つありますが、新宿経由で伺いましたので、今回は登戸駅から歩いて向かいました。
他の学校と異なり、大きな坂がないのでそれほど負担にはなりませんでした。
説明会は校長先生の挨拶から。
「カリタス」はラテン語で「愛」という意味で、入試問題でもチラホラそういったものが見られます。
1学年約200名、受験組と内部組の比率は2:1とのことです。
小学校ではやぎやひつじを飼っていますから(?)、中学受験する保護者は小学校から上がってきた子たちとの関係について心配する必要はないとのことです。
カリタスは戦後、カナダから来日したシスターによって創立された学校ということもあり、カナダの公用語である英語とフランス語の授業があります(中学ではフランス語の授業が週2時間)。
また、カトリック系のミッションスクールということもあり、奉仕活動にも積極的で、学校全体で取り組むものもあれば、個人で取り組む活動もあります。
理科教育にも力を入れており、理科室がいくつもあります(後述)。
また、週1回実施される実験は3人1組で行われます(残り3回は座学の授業)。
3人という少人数の班にすることで手持ち無沙汰の生徒を作らず、全員が積極的に実験に参加できるようにしているそうです。
少人数という点では英語も同様です。
在学中には海外研修が必須となっており、カリタス女子のルーツであるカナダを希望する生徒が多いそうです。
学校は週5日制ですが、土曜日には有料の講座があり、資格取得などに力を入れることができます。
また、週末には英語と数学の課題が出され、月曜日に提出、火曜日には小講堂で学習デーが開かれるほか、成績の振るわない生徒には指名補習があります。
補習は教員のほかに卒業生のチューターも担当します。
加えて、大学受験に向けた講座も放課後に実施しています。
土曜日を休みにして講座などを受けられるようにしているのは神奈川学園がそうですし(神奈川学園は他のことにも取り組むことができます)、課題をしっかり出すという点では光塩女子学院や三輪田学園も同様です。
こうした手厚いサポートは校風とも深く関係しているように思います。
生徒にどこまで関わるか、またどこまで関わった方がよいと考えるかは学校によって異なるからです。
もっとも、だからといってがんじがらめの管理型かというとそうではなく、生徒の自主性や提案も尊重しています。
最近多くの学校で導入しているスラックスも生徒の提案で受け入れましたし、畳の張り替えや居残り自習、先述のチューターの導入も生徒からの提案で決定したそうです。
進学状況については、今年の卒業生が小6の時に学習どころでなかったことが影響していたと(理由は察してください)校長先生は仰っていました。
ただ、実績を見る限りでは前年と大差はないように思います。
また、年内入試での入学が全体の約4割を占めるとのことです。
校長先生の学校紹介を兼ねた挨拶に続いて、卒業生による学校紹介。
校長先生の話と重複する部分もありましたが、理路整然とした分かりやすい紹介でした。
在学中に良かった点として、次の3点を挙げていました。
①手厚い勉強のサポート
先述の講座もそうですが、放課後の進路相談も丁寧にしていただいたとのことです。
②英語教育
海外大の授業のためのEIPクラスであったり、先述の海外研修のお陰もあって、中1の時点では平均的だった英語の偏差値が高3時には15アップしたと仰っていました。
③放課後の活動
生徒会・委員会・部活・奉仕に大別され、テニス部などに所属していたそうです。
こうした活動を通して人間関係の築き方や勉強との両立の工夫について学ぶことができ、それが進路にも大きく役立ったとのことです。
説明会の最後は今年の入試の総括と来年の入試について。
ここ数年は受験生が増加傾向でしたが、2025年入試では減少し、2026年入試で盛り返したとのことです(隔年現象が起こる可能性があります)。
ボーダーラインなども紹介されました。
難易度自体は決して高くありませんが、ボーダーラインを考えると、他校以上に取りこぼしが許されない入試だといえます。
来年の入試については今のところ大きな変更点はないとのことです(こういう情報は本当に貴重です)。
ただし、手続の締切が2月5日まで(通常は6日まで可の回もありますが、曜日の関係で5日まで)とのことですので注意が必要です。
説明会後は校内見学。
校舎は階やフロアごとに数学・国語・社会・理科・英語のエリアに分かれています。
といっても、その教室に行って授業を行うというよりも、廊下に置かれているものや壁に貼られているものなどがその科目にちなんだものになっているといった感じです。
たとえば国語のエリアでしたら国語辞典の配架はもちろん、文豪の著作が置かれていました。
社会のエリアではご当地キティが壁に掲示されていました。
4階の理科エリアには生物室・物理室・化学室のほかに理科室が2つありました。
加えて、動物のはく製などさまざまなものが展示されていますので、それだけを見に行くだけでも楽しめると思います。


図書室は探究型の授業で使用されていました。
授業中だったことと時間の都合もあり、中に入ることはできず、外から様子を見るだけでした。

英語だけでなく第2外国語としてフランス語を学ぶことができること、理科ではリアルに触れる機会が多いこと、そしてカトリック教育による奉仕の精神を通して人間性を磨くことができること。
さらに、手厚いケアと生徒の自主性を尊重する校風が、生徒や保護者の信頼を集めているのだという印象を抱くことができました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
特色
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カリキュラム・授業
- フランス語が中学の必修です。ハーフクラスでネイティブの先生が会話を重視した授業を行い、現地で使える表現を学びます。
- 英語とフランス語が必修です。探究の授業「i-Time」では、社会の課題に目を向けて視野を広げ、自分自身の“ミッション”を見つけていきます。
- 英語や数学などでは1クラスを2分割した少人数授業を行います。英語はほぼオールイングリッシュで進みます。
- 宗教科免許を持つ教員が担当する「カトリック倫理」があります。聖書から学び、学年が上がると生命倫理などの難しいテーマも扱います。
- 数学は6年間20人程度の少人数授業です。数学が好きな生徒向けに「マスタークラス」を設置し、数学の演習問題やタングラムなども扱います。
- 探究活動「i-Time」は中1から高2まで取り組み、生徒が自分の興味に沿って社会の課題を解決するための探究を行います。
- 理科は週1回、3人1組で実験を行い、全員が積極的に参加します。理科室が複数あり、理科エリアにははく製なども展示されています。
学校生活
- フリースペースが多く、カフェテリア、教室、中庭など好きな場所で昼食をとれます。お弁当は事前にチケットを購入して交換します。
- 朝は朝読書のあと、心を静めて祈り、聖書を朗読して聖歌を歌います。毎週水曜は中高全生徒が講堂に集まって朝の会を行います。
教育方針・指導スタイル
- カトリックの教えのもと、自分自身を大事にし、他者への尊重を忘れない人を育てることを目指しています。
- カトリック校らしく人間教育に優れ、学習面では補習制度や自習室、卒業生チューターなどのサポート体制が充実しています。
- 週5日制で土曜に有料講座があります。週末に英数の課題を出し、火曜は学習デーで、指名補習は卒業生チューターも担当します。
- 少人数教育と校外での体験学習が特色です。理科は「理科好きになる6年間」を掲げ、中1・2は1クラス20人程度の少人数で実験を行います。
校則・生徒指導
- 生徒の提案を尊重し、スラックス、畳の張り替え、居残り自習、チューター導入は生徒の提案で決まりました。
行事・部活
- 多摩川・多摩丘陵でのフィールドワーク「Tamalogy」や尾瀬研修など、校外での体験学習が豊富で、理数への興味を高めています。
- 木曜は放課後のクラブ活動がなく、多くの生徒が奉仕活動に取り組みます。募金のためのロザリオ作りや東北の農家を支援する活動などがあります。
国際交流・グローバル教育
- 英語に加え、ルーツのカナダにちなみフランス語を学び、中学は週2時間です。在学中の海外研修が必須で、カナダを希望する生徒が多いです。
- 創立者の生誕地にある記念館を見学するカナダ研修など、多彩なプログラムがあり、6年間に一度は参加が推奨されています。
施設・設備
- ガラス張りの壁と吹き抜けから日が差し込む広々とした図書館や、いつでも開放される聖堂、人工芝のグラウンドがあります。
- ワンフロアの半分を占める理科センターで、さまざまな生き物を飼育し、剥製や標本もそろっています。
- 校舎は階ごとに数学・国語・社会・理科・英語のエリアに分かれ、廊下や壁の掲示もその教科にちなんでいます。
- 理科センターでは様々な生物や植物を飼育し、理科にまつわるニュースを紹介する「かえる通信」を発行しています。数学センターもあります。
歴史・創立理念
- 設立母体はカリタス修道女会で、創立者聖マルグリット・デュルビルの胸像が入口で生徒を見守っています。
- 戦後カナダから来日したシスターが創立したカトリック系です。「カリタス」はラテン語で「愛」を意味し、奉仕活動に積極的です。
偏差値
各予備校・模試が公表している偏差値です(コンテンツ編集者が随時更新)。
| 女子 | 51(四谷大塚) |
| 女子 | 41(SAPIX・2026年7月サピックスオープン80%偏差値) |
| 女子 | 48〜51(四谷大塚・2026年7月合不合判定テスト80%偏差値) |
| 女子 | 49〜52(日能研・2026年3月2026年度結果偏差値80%偏差値) |
▼中学受験【専門】オンライン家庭教師サービスまとめ
大学進学実績
-
卒業進路情報(進学率・文理選択)
令和06年度(2024年度)
四年制大学現役進学率
85.98%
浪人(進学以外)率
12.2%
| 卒業生人数 | 164人 |
| 4年制大学進学者数 | 141人 |
| 短期大学進学者数 | 2人 |
| 専門学校進学者数 | 1人 |
| 就職者数 | 0人 |
| 浪人・進学準備者数 | 20人 |
中学受験塾ごとのカリタス女子中学校合格実績
SAPIX
| 年度 | 合格者数 |
|---|---|
| 令和08年度(2026年度) | 21人 |
| 令和07年度(2025年度) | 23人 |
四谷大塚
| 年度 | 合格者数 |
|---|---|
| 令和08年度(2026年度) | 16人 |
| 令和07年度(2025年度) | 78人 |
早稲田アカデミー
| 年度 | 合格者数 |
|---|---|
| 令和08年度(2026年度) | 44人 |
| 令和07年度(2025年度) | 52人 |
日能研
| 年度 | 合格者数 |
|---|---|
| 令和08年度(2026年度) | 117人 |
| 令和07年度(2025年度) | 112人 |
学校公式HP新着情報
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イベント情報
学校説明会
- 2026/10/31(土) 10:00〜
入試過去問解説会
- 2026/11/21(土) 10:00〜
入試説明会あり。
部活動
文化部(音楽・演奏)
- 合唱
運動部(球技・チームスポーツ)
- バスケット
- バレー
- テニス(硬式)
- 卓球
- ソフトボール
- フットサル
運動部(体操・ダンス・表現)
- ダンス
文化部(美術・芸術・制作)
- 美術
- 写真
- 演劇
- 漫画研究
文化部(思考型競技・ゲーム・娯楽)
- かるた・競技かるた
文化部(語学・国際)
- ESS
文化部(研究・探究)
- 科学
- 生物
文化部(ライフスタイル)
- 茶道
- 華道
文化部(メディア)
- 写真
運動部(水上競技)
- 水泳
その他
- 家庭科・料理
- 管弦楽・オーケストラ
- 軽音楽・バンド
英検取得状況
| 英検受検状況 | 一部〜多数(約90%未満) |
|---|---|
| 英検受検率 | 約80% |
| 級別の割合 | 3級 31% / 準2級 37% / 2級以上 23%(母数:取得者数) |
| 備考 | 中3の約80%が受検。各級の割合(母数:取得者数)は3級31%、準2級37%、2級以上23%。 |

