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中学受験ルビック

しばうらこうぎょうだいがくふぞく

芝浦工業大学附属中学校

共学私立東京都江東区

偏差値(四谷大塚)

55

基本情報

所在地東京都江東区豊洲6-2-7
アクセス東京メトロ有楽町線「豊洲駅」6b出口より徒歩7分、新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」南口より徒歩1分
学校種別私立
学校区分共学校
設置者学校法人芝浦工業大学
宗教—
公式サイトhttps://www.fzk.shibaura-it.ac.jp/(新しいタブで開きます)
ウェブパンフレット—

学校規模

学校規模
教員数27人
1学年あたりの人数168人(4クラス)
1クラスあたりの人数42人
中高合計生徒数998人

入試情報

令和08年度(2026年度)

令和08年度(2026年度)の入試情報
1科目入試なし
2科目入試なし
適性検査入試なし
英語利用あり
入試制度の詳細①②:国語・論理社会・理科・算数の4科目のみ/言語・英語入試(算数+言語技術または英語)

地図・アクセス

最寄駅一覧
駅名路線名学校までの距離
新豊洲駅ゆりかもめ徒歩1分
豊洲駅ゆりかもめ/東京メトロ有楽町線徒歩7分

学費

受験料25,000 円
入学手続時(入学金)280,000 円
授業料などの費用(初年度分)929,730 円
初年度納入金合計1,209,730 円
中学3年間費用計3,109,690 円
学費備考2026年度入学者: 入学金280,000円、授業料552,000円、施設設備費264,000円、初年度年額合計1,323,480円。授業料・施設設備費は4期分納。別途、入学時に学校指定タブレットPC約153,000円、中3の海外教育旅行費用 約650,000円(2024年度実績)が必要。
入学金の延納制度—

設備

週何日制週6日制(原則土曜登校あり・月内一部休みあり)
土曜授業土曜授業あり
プールなし
給食(中学)給食なし(弁当持参/有料での購入が必要等)
給食(高校)給食なし(弁当持参/有料での購入が必要等)
食堂(中学)食堂あり(条件付き)
食堂(高校)食堂あり(条件付き)
パン・弁当等の販売(中学)販売あり
パン・弁当等の販売(高校)販売あり

芝浦工業大学を併設大学に持つ理系・工学に強い中高一貫の私立共学校。2017年に豊洲(江東区)へ移転し、2021年度より中学校も男女共学化した。豊洲駅・新豊洲駅至近の都市型キャンパスで、ものづくりや探究学習に力を入れている。中学入試では従来型に加え「言語探究・英語」入試も実施している。

学校説明会レポート

2026年6月26日 芝浦工業大学附属中学校 学校説明会を読む

説明会レポート執筆者

  • 田中則行@中学受験オンライン家庭教師(社会・国語)

    田中則行執筆協力

    中学受験の社会・国語を中心に、オンライン家庭教師として指導しています。「知識を覚えるだけで終わらせず、問題文や資料を読み取り、自分で考えて答えを導く力を育てること」がモットーです。生徒一人ひとりの解答を分析し、どこを見て、どう考えたのかを確認しながら、得点につながる学びを目指しています。

    これまでに『中学受験社会 思考力を身につけるレッスン帳』『中学受験社会 思考力で解く記述問題400題』の2冊を刊行しました。また、入試問題の分析を踏まえ、授業や家庭学習に活用できる問題を個人で作成・販売しています。

    さらに、年間50校程度の学校説明会に足を運び、教育方針や学校生活、入試の変更点などを情報収集しています。情報は、学校紹介の記事や時事問題、教材づくりにも生かしています。授業・教材・情報発信を通じて、受験生とご家庭が情報を得て、それぞれに合った受験準備を進められるよう努めています。

編集方針

・中学受験プロ講師「田中則行先生」の協力をいただき、田中先生のnoteから説明会レポート内容を引用しこちらのページに掲載しています。

・レポートの構成は、固定化したフォーマットを用いておらず、説明会当日の話の流れをなるべく忠実に反映しています。

・説明会内では、志望者に有益な入試情報が発表されていることもありますが、このレポートでは、そういった入試情報については記載しておりません。(説明会参加者に公平を期し、レポートを読んだ方の説明会参加を促すため。)

・レポートの情報は、説明会時点で学校側から発表された内容をまとめたものであり、今後変更されている可能性があります。

芝浦工業大学附属の学校説明会に行ってきました。

豊洲駅から徒歩数分の、まさしく都会にある学校です。
かつて東京鉄道中学校だったこともあり、外にはSLが、校内にも鉄道の展示品があります。
そして教室からはゆりかもめを見ることができます。



まずは校長の挨拶から。
芝浦工業大学と連携した「理工系」(「理系」でないのがポイント)教育に力を入れたカリキュラムにより、自主性と総合力を育みます。
学校としては7割の内部進学を目指していますが、実際は6割とのことです(文系志望と他大学志望がそれぞれ2割弱いるのだと思います)。
ただ、理系進学率は84%と、その割合は非常に高いです。
また、芝浦工業大学が有名企業400社への就職率ランキングで慶應・東京理科大に次いで第3位であることを挙げ、社会で活躍する人材を育てていることを強調されていました。

先述の通り、芝浦工業大学への進学を促していることから、進学実績や偏差値にはこだわらず、自主性のある教育を行っています。
たとえば夏休みは課題は出しますが、提出の義務はありません(ただし、夏期講座はあります)。
また、高3生は午前授業のみで、午後は自分の勉強などに使うことができます。
さらに、早期内部推薦を利用して、2学期から海外への短期留学も認めています。
中高大の10年間を通して自分のしたいことを学び、社会に出ていきたい理工系志望の子には理想的な学校と言えます。

では、その教育のキーワードはというと「理」「連」「言」「探」。
まず「理」は理工。学校や大学の持つ科学技術を活かして理工系の学習に取り組みます。後述する理科室もそうですが、中3ではサイエンステクノロジーアワーのもと、多くの実験を行います。

「連」は連携。近くにある芝浦工業大学を活かします。例えば中1ではパスタでブリッジを作ることで材料工学を学び、中2ではロボット講座を通してビートルを製作し、中3ではデザイン工学を学ぶことでエンジニアとしての思考を身につけさせます。
高大連携ということもあり、大学のカフェテリアなども利用することができます。

「言」は言語。芝浦工大附属では3つの言語、すなわち「日本語」「英語」「コンピュータ言語」の3つに力を入れます。
特に説明で力を入れていたのが英語です。高校からは取り出し授業を行うほか、中3ではアメリカで2週間の語学研修、高校ではイギリス・台湾・インドへの留学があります。
イギリスや台湾は他の学校でも見られますが、インドは珍しいと言えます(インドを入れているのも理工系らしいです)。

そして「探」は探究。
「SHIBAURA探究」が特徴で、時期別のカリキュラムをアップデートしながら進めます。
中1~中3の1学期までは「IT」と「GC」によるPBLが中心です。
「IT(Information Technology)」は、IT技術を駆使してアイデアを形にしていきます。
とはいえ、ただアイデアを出すのではなく、科学倫理に則ったものであるための教育も行います。また、企業から提示された課題に取り組み、新しいアイデアを生み出します。
「GC(Global Communication)」は、グローバルな人材を育みます。
とはいえ、いきなり広い世界に目を向けるのではなく、中1では街歩きや、江戸の伝統文化に触れるといった取り組みをします。
中2になると視野を全国へ広げ、長野での農村合宿があります(購買では、そこで作られたりんごを用いた食品が販売されています)。
そして中3の2学期からは総合研究。これまで学んだIT・GCを駆使し、グローバルな思考を持ち、多様性を受容できる人間を育てます。
このSHIBAURA探究ですが、来年度からは言語や理工の分野にも取り入れ、探究の幅と量の拡大を図ります。
こうした独自性のあるカリキュラムを組むことができるのも、中高大一貫を目指している学校ならではと言えます。

教育内容の紹介後は、次年度の入試について。
入試変更点はすでに学校のホームページに出ていますが、これを見ると、これまでの入試でどのような課題を抱え、どういった生徒を求めているのかを読み取ることができます。
重ねてですが、中高大10年間を見据えているからこその独自性のある入試と言えます(去年の説明会で「2日だけ受験する子には厳しい入試なので、1日からきちんと受けてほしい」と話されていたことを思い出しました)。

では、HPに載っている変更点を確認し、過去問に取り組めば対策できるのかというと、そうとも言えません。
これは他の学校にも言えることですが、説明会でしか得ることのできない情報があります。それを塾や受験生にフィードバックすることで、しっかりとした対策につながります。
たとえば理科。来年度の入試では大問6題から5題へと1題減らすことはHPにも載っていますが、ではどの分野が出るのでしょう。
普通に考えれば、物・化・生・地が1題ずつ+αと考えると思います。
確かにそうかもしれませんし、そうとも言い切れません。
また、芝浦工大附属は社会以外の科目で特徴的な問題を出します。
こうした問題を具体的にどのように出題するのか。こうした情報を持つことは、先述の通り独自色の強い問題を出す芝浦工大附属の対策として非常に有効と言えます。

説明会後は校内見学。
建物の外側にクラスルーム、内側に職員室などを配置する学校は他にもありますが、フロアの中央に図書室がある学校は珍しいと思います。
というのも、図書室は静かに過ごす場所ということもあり、通常はクラスルームから離れた場所にあります。
しかし、芝浦工大附属の図書館は3階の中央にあり、休み時間も授業中も生徒の声が聞こえる場所にあります。
これは、図書館自体を生徒同士が話し合いながら楽しく学べる空間にしたいというコンセプトによるものです。
さすがに大声で騒ぐようなことがあれば注意するそうですが、基本的には司書教諭が注意することはないとのことでした。
蔵書数は約6万冊と、私立の中でも充実している方と言えます。

1階にはカフェテリアのほか、理科室と技術室があります。
カフェテリアで食事ができるのは中2から(中1は教室で昼食)ですが、お弁当などは注文することができます。



理科室は生物・化学・物理それぞれ1つずつ、計3つの実験室があります。
そして、それぞれの実験室に特色が見られるのも特徴です。
生物室は1人1台顕微鏡を置けるよう、机の角が5つあります。
化学室は火を使うことが多いため、各机の上に換気口が取り付けられています。
物理室はエネルギーに関する実験を行うため、机が横長になっています。
理科室の近くにはロボット技術室や加工技術室があります。
いずれの部屋にも専門的な設備(3Dプリンターや万力など)が置かれており、「理系」ではなく「理工系」の学校という印象を抱きました。

授業では使いませんが、鉄道研究部などが利用するファクトリーは、まさしく「工房」です。
日本工業大学駒場との併願者が増えてきているのも納得できました。
また、臨海部にあることで災害への不安を抱く方もいるかもしれませんが、校舎は海抜8mにあり、津波の予想到達高さ4mにも十分対応できます。
備蓄や非常用電源もしっかり整備されているので安心できます。

社会で活躍できる人材を育てる学校であり、中高大10年間、理工系にどっぷり浸かりたいと考えている子にはお勧めの学校です。
男女比は3:1と男子が多いですが、最近は女子も増えてきていますので、女子も入学しやすくなっています。

追伸:校内見学をしている際にすれ違った生徒が自然と挨拶したのは好印象でした。
他の学校でも見られる光景ですが、他校と比べてその割合が高かったので追記しました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「2026年塾対象学校説明会 その25 芝浦工業大学附属」より引用

特色

特色を見る(17件)

カリキュラム・授業

  • 「SHIBAURA探究」はITとGCのPBLが中心です。中1は街歩き、中2は長野の農村合宿、中3の2学期から総合研究に取り組みます。
  • 「ものづくり」が好きな生徒が集まり、独自に進化した「進化系STEAM教育」と先進的な探究型授業で、実験やプログラミングなどの熱中を後押しします。
  • グローバル・ICT教育につながる3つの言語教育を特徴とし、「SD」という自学自習の時間を時間割に組み込んでいます。
  • 中1でパスタのブリッジ、中2でロボット製作、中3でデザイン工学を学びます。日本語・英語・コンピュータ言語の3つの言語に力を入れます。
  • 隣接する芝浦工業大学と連携し、中1から大学の特別授業などを実施します。理工系進学者が多く、理科の実験や探究活動も充実しています。

教育方針・指導スタイル

  • 教育のキーワードは「理」「連」「言」「探」です。夏休みの課題に提出義務はなく、高3は午前授業のみで午後は自分の勉強に使えます。
  • 理工系教育と大学連携教育で工学の楽しさを学び、SHIBAURA探究で未来を創造する力を養います。

行事・部活

  • 部活動の加入率は89.2%で、25の部・同好会があります。電子技術研究部、鉄道研究部、工作技術研究部などが活躍しています。

国際交流・グローバル教育

  • 3年次の9月に2週間かけてアメリカ・オーストラリアへ行き、ホームステイや語学研修を中心に国際的視野を広げます。
  • 中3でアメリカでの2週間の語学研修があります。高校ではイギリス・台湾・インドへの留学があります。

施設・設備

  • 1階の理工系フロアに理科実験室3室、技術工作室2室、コンピュータ室2室、ものづくりファクトリーを配置しています。
  • 最新の設備を備えた校内で、授業中も放課後も活気にあふれています。生徒の「好き」を支える環境が整っています。
  • 図書館は3階の中央にあり、話し合いながら学べる空間で、蔵書は約6万冊です。生物・化学・物理の実験室、ロボット技術室、加工技術室があります。

進路指導・進学実績

  • 149/158名が併設高校へ進学し、122/221名が芝浦工業大学へ進みます。高2年次からコース制となります。
  • 芝浦工業大学への内部進学は約6割で、理系進学率は84%です。早期内部推薦を使えば2学期から海外短期留学もできます。

歴史・創立理念

  • 1922年発足の東京鉄道中学が母体で、1954年に芝浦工業大学高等学校となり、1982年に中学を開校、2021年に共学化しました。
  • かつて東京鉄道中学校で、外にSL、校内に鉄道の展示品があります。芝浦工業大学と連携した「理工系」教育に力を入れています。

偏差値

各予備校・模試が公表している偏差値です(コンテンツ編集者が随時更新)。

予備校・模試別の男女別偏差値
男子55(四谷大塚)
女子55(四谷大塚)
男子46〜49(SAPIX・2026年7月サピックスオープン80%偏差値)
女子46〜49(SAPIX・2026年7月サピックスオープン80%偏差値)
男子55〜57(四谷大塚・2026年7月合不合判定テスト80%偏差値)
女子55〜57(四谷大塚・2026年7月合不合判定テスト80%偏差値)
男子56(日能研・2026年3月2026年度結果偏差値80%偏差値)
女子56(日能研・2026年3月2026年度結果偏差値80%偏差値)

大学進学実績

令和06年度(2024年度)現役合格者のみ
令和06年度(2024年度)(現役合格者のみ)の大学合格実績
大学名人数
東北大3人
一橋大3人
東京科学大2人
東京大0人
京都大0人
北海道大0人
名古屋大0人
大阪大0人
九州大0人
神戸大0人

卒業進路情報(進学率・文理選択)

令和06年度(2024年度)

四年制大学現役進学率

95.43%

浪人(進学以外)率

3.2%

令和06年度(2024年度)の卒業生進路内訳
卒業生人数219人
4年制大学進学者数209人
短期大学進学者数0人
専門学校進学者数3人
就職者数0人
浪人・進学準備者数7人

卒業進路情報(内部進学)

内部進学
年度内部進学先卒業生数内部合格者総数内部進学率
令和07年度(2025年度)芝浦工業大221人122人55.2%

中学受験塾ごとの芝浦工業大学附属中学校合格実績

SAPIX
SAPIXの塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)41人
令和07年度(2025年度)31人
四谷大塚
四谷大塚の塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)26人
令和07年度(2025年度)68人
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーの塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)52人
令和07年度(2025年度)39人
日能研
日能研の塾合格実績
年度合格者数
令和08年度(2026年度)46人
令和07年度(2025年度)56人

学校公式HP新着情報

トピックス

イベント情報

オープンスクール

SHIBAURA DAY

  • 2026/11/3(火)

小4~小6対象。(授業見学あり)

学校説明会

学校説明会

  • 2026/11/14(土) 10:00〜・14:00〜
  • 2026/11/15(日) 10:30〜・14:00〜
来場制限
受験生・保護者のみ

小5・小6対象

オープンスクール

芝浦生による施設見学会

  • 2026/11/15(日) 10:00〜
予約
予約不要

〜15:30まで

部活動

運動部(球技・チームスポーツ)

  • 野球(硬式)
  • サッカー
  • バスケット
  • バレー
  • バドミントン
  • テニス(硬式)
  • 卓球

運動部(体操・ダンス・表現)

  • ダンス

文化部(美術・芸術・制作)

  • 美術

運動部(武道・対戦競技)

  • 剣道
  • 弓道

文化部(語学・国際)

  • ESS

文化部(研究・探究)

  • 理工学
  • 理科・自然科学・理化
  • 鉄道研究

運動部(水上競技)

  • 水泳

運動部(その他)

  • ゴルフ

その他

  • 吹奏楽・ブラスバンド
  • 軽音楽・バンド

英検取得状況

英検取得状況
英検受検状況任意・奨励(割合の記載なし)
級別の割合3級 60% / 準2級 22% / 2級以上 2%(母数:取得者数)
備考受検を学校として奨励している。各級の割合(母数:取得者数)は3級60%、準2級22%、2級以上2%。